須崎市立朝ケ丘中学校の授業にお伺いさせてもらいました。テーマは前回と同じく「NO BAMBOO NO LIFE」という事に決めていたので、これは日本唯一の虎竹電気自動車「竹トラッカー」で行かねばならないと思い乗っていったのです。
虎竹そのものは持っていって見てもらうのですが、たった一つの小さな思いが形になって沢山の人を巻き込み横浜まで1000キロを走ったり、行ったこともないメキシコまで運ばれていって世界50カ国の国と地域の皆さんから絶賛されるなど実際に夢が形になる事をリアルに感じてもらえると思ったのでした。
それにしても昨年同様に、こちらの中学生の皆さんは明るく、元気で挨拶もしっかりしてくれます。明徳中学時代、とにかく誰にでも知らない人に挨拶することを6年間徹底的に教えられ感謝してますけれど自分が挨拶いただくようになると改めてその大事さを感じます。
また、朝ケ丘中学の先生方の指導が良いのだと思いますけど自分の意見をハキハキと言う積極性が素晴らしいのです。意外と知らない大人とは話ができなかったり、身構えてしまう事があるのではないかと思うのにコミュニケーション力が高くて自分の学生の頃と比べると本当に恥ずかしいくらいです。
さて、そこで自分たちの問題になります。このような素晴らしい生徒がいるのにこの内の何割が須崎に帰って来られるのでしょうか?これから高校、大学と進学するにつれ高知市内の高校、それから東京や大阪の大学に進学される方も多いはずです。そして優秀な人ほど田舎に帰らないと言われていて実際自分の周りでもそのような気がしています。
「高知に帰って来てください」とつい言ってしまうものの意味がないのは自分でも分かっています。この生徒さんたちが未来を感じ夢みられるような須崎にするには、まず自分が毎日を毎日楽しむ事だと話しながら思いました。
講義が終わってから竹トラッカーを見学したいとの事で先生がゴーサイン出すと生徒さんたちは一斉に走りだします。
名は体を表すという言葉があるように「朝ケ丘」という名前にふさわしい爽やかな生徒の皆様の様子も竹トラッカーと共に写っていますので是非ご覧ください。