フランス国内巡回展「日本の日常生活の中の竹」のパリの会場(1, rue Dante, 75005 Paris)にやって来ました。ここで1/24日から4/10日までの日程で開催されるのです。
「ASIA」と赤い文字で書かれた建物が展示会場、旅行会社に併設して大きな窓で通りからも良く見える広々としたギャラリーが設けられています。
気温の低いパリでも青々とした葉を散らすことのない生命力の強い竹が街角の植栽として使われています。日本の真竹や淡竹とは違うのですけれど商業施設から個人のアパートまで鉢上の竹はあちらこちらで見ることができるのです。
到着して早速トラブル発生です!なんと日本から送付したはずの3個口の中の1個が届いておらず現在どこにあるのかも定かでないような状態だったのです。急いで確認していただくと税関で止められてしまっているとの事でした、届いていないものの荷物の所在を知ることができて一安心です。
届いていない籠の配置まで考えながら、展示作業を開始していきました。
今回は思ったよりも多くの展示パネルを用意いただいておりましたけれど職人の働く姿などは日本にお客様でさえご覧になられるチャンスはあまりないものですからパリの皆様には伝統の手仕事を知ってもらうには無くてはならないものだと、おおまかな飾りを終えて感じていました。
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