2020年新春虎竹の里ウォーキングを再開します。少し歩いて下の集落を眺められる見晴らしの良い所まで来ました。
木漏れ日の山道を進んでいきます。虎竹の里も麓から山頂まで竹林ばかりという事ではなく杉や檜の植林もありますし雑木林もあるのです。
そんな木々の中にこうして虎竹の林が現れます。実は今年の新春ウォークですが途中の竹林で2時間も過ごしていた事もあって峠までの道程の3分の2くらいまで来たら左膝が痛くなってきました。
上空から見ても植林や雑木林の中に竹林が広がっている山道を登ります、いつもは膝の後ろ側が痛くなりますけれど今日は膝の外側がキシんで歩くたびに痛みます。
途中の竹林で思わぬ時間を過ごしてしまい例年より時間も遅いし峠までは何とか辿りついて、その後はUターンして帰ってこようとずっと思っていたのです。
更に歩いて行くと、ここにも竹を伐採している竹林があります。しばらく伐採していなかった場所ですが少し手を入れるとやはり見違えるように明るくなっています。
焼坂峠までの道沿いには、このような小道が竹林に向かって何本も伸びています。それぞれの虎竹はこんな細い道を通ってトラックの入る事のできるこの道まで
運ばれてくるのです。
同じような細い山道がある所でとうとう立ち止まりました。そして、あまりの膝の痛さに藁をもつかむような気持ちで道端に職人が切り落していた竹を杖にしようと手にしたら...足の痛みがスーッと軽くなっていく気がします。
ええっ!?新春早々ミラクル体験か?と思いましたが本当にその虎竹杖をつくだけで今までと全く違うのです。まだまだ遠いと感じていた峠が近くなってきました。竹林の向こうに輝く太陽が見えています。
山頂に少し段差が付いたように見えるところが標高228メートルの焼坂峠です。
峠に到着する頃には反対に前よりも元気が出て結構余裕となって引き返すことなど思いもしなくなっています。焼坂峠の反対側の道は、ほとんど手入れもせず自然にまかせるままの状態ですので人は歩けるものの獣道のようになっている箇所もあり車はおろか、オフロードバイクでも走るのを断念するような山道になっているのです。よろしければ、峠からの下り道を動画でご一緒ください(笑)。
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