2019年もいよいよ本日限りとなりました。今年は竹虎創業125周年の節目になる年でした、こうして長く続けてこられたのはご愛顧いただきますお客様と支えてくれている全ての皆様のお陰。そして、大自然の生んだ奇跡とも言うような日本唯一の虎竹のお陰です。
虎竹の里はわすが700人が暮らす小さな集落、正面に見える虎竹の故郷である焼坂の山々が静かな村をいつも見守ってくれています。
竹林に入って見える白っぽい竹たちが虎竹です。淡竹の仲間の虎竹を山で見るとこのように粉がふいたように見えます、皆様が竹製品になって手にする虎竹は全て職人の手によって引き出された美しさなのです。
昨日の30年ブログでは、ちょうど青竹の香りのお話しをさせてもらいました。竹の香りにはもう一つあって、それがこの油抜き加工をする時に出る甘く優しい香りで自分達が子供の頃から慣れ親しんだ心安らぐ香りなのです。
虎竹林の竹達は明るい陽射しを受けて青々と伸びています。
今年の最後に、この竹達をこれからどう活かしていくのか。10月に多くの方の前で語った「虎竹の里まほろば計画」を思い出しています。
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