小さい頃から何でも乗りこなす子供だった、なるほど祖父の愛犬アトマにも見事に乗っている。いやいや実はシェパードのアトマは警察犬訓練所に預けられていた程の竹工場でもいつも祖父の仕事が終わるのを辛抱強く待っている優秀な犬だったのだ。
しかし、いよいよレッドブル・ボックスカートレースが明日に迫ってきた。竹虎創業125周年記念に日本唯一の虎竹で製作したREIWA-125号を乗りこなさなければならない。
応募を決めたのは早かった。なにせ、REIWA-125号を製作した節目の年に開催される事だけでも幸運だと思っていたのに開催日が10月6日という会社設立記念日だったからだ。
レッドブルボックスカートレースは、さすがに世界各地で110回も開催されているだけあって出場決定の通知から、ドライバーズオリエンテーション、参加者パスポート等もあってサポート体制も万全、細かい所までしっかりしている。
そう言えば8月のスペイン大会にはパスポートを持っていないからと職人が同行しなかった(笑)。レッドブル用のはしっかり用意している、少し開けてみる...職人の表情が良くなった、もう勝ったような気持ちになってくる。
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