スペイン・ビトリアで再会

 
ビトリア


ビトリアの街は2月に来させてもらった時とは美しさは同じでも人の賑わいが全く違います。夏場は屋外で過ごすことが多いそうです、お祭りの期間だから尚更の事、レースのスタート地点も凄い人混みでした。


Ivan Platas


メキシコの世界竹会議でIvan Platasさんにお会いしていなかったら今日ここにいる事はありませんでした。こんな遠くまで虎竹と共に来られたのは全てこの方のお陰で。


Ivan Platas、MAIKO TAKENOBU、david sagasti、竹虎四代目(山岸義浩)


この日は色々な方にお会いする機会がありました。ボックスカートレースに自らも参加される共に主催されているdavid sagastさん、田辺竹雲斎さんがギメ美術館で虎竹インスタレーションを創られた時に初めてお会いしたマイコさんはパリから応援に駆けつけてくれました。


Pablo Corres、竹虎四代目(山岸義浩)


今回、竹虎は創業125周年のREIWA-125号を製作してスペインに前もって送付しています。前回のメキシコへの輸送では税関で時間を取られた経験がありますので余裕をもっと送り出しました。そのため長期間こちらの倉庫をお借りせねばならなかったのですが、その場所をご提供いただいたのがIvanさんの友人のPablo Corresさんでした。


Ivan Platas、竹虎四代目(山岸義浩)


通りのカフェに座っているとレースの時に後ろから車体を押してくれるという方がおられました。なるほどガッチリした体型で腕力も強そうです、坂道レースのスタートダッシュはこの方にかかっているようです。Ivanさんには本当に素晴らしい友人が多数おられます。


Michel Abadie、竹虎四代目(山岸義浩)


フランスから車で5時間かけて車体を運んで来られた世界竹会議の会長Michel Abadieさんが到着されました。制作してきた車体は当日まで秘密との事ですが、早くもやる気マンマンで火花が散ってます(笑)


Michel Abadie、Delfina Abadie


Michelさんほどチャーミングな「プレジデント」はそういません。いつも奥様のDelfinaさんと一緒で仲が良いのも格好がいい、憧れます。


Luc Boeraeve


そして、今回わざわざベルギーからやって来たLuc Boeraeveさん。Lucさんとも世界竹会議でお会いしていました、その後今年の5月に虎竹の里に来られていた際に「ベルギーなら近いきに応援に来てください」と頼んでいたら本当にやって来てくれたのです。


Michel Abadie、MAIKO TAKENOBU、Luc Boeraeve、竹虎四代目(山岸義浩)


街全体がずっと熱狂的なお祭りに包まれた中、いよいよレースの日がやってきます。


ステーキ


そうそう、バスク地方といえば田舎者の自分でも知ってるくらい美食で有名な地域です。ピンチョスという妻楊枝でさされたオツマミみたいな料理や面白い食文化があって何を食べても驚くほど美味しいのです。明るく開放的な人々と郷土料理、高知と似ています。




※虎竹は江戸時代には土佐藩山内家への年貢として献上されていた竹です。虎竹で鎧、兜製作することになりモチーフを思った時には山内家初代山内一豊公しか考えられませんでした。


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