出発を前に虎竹の竹林に挨拶に来ました。梅雨明けで晴れあがりムシムシする暑さですが、やはりここには心地のよい空気が流れています。
転倒もありえる少し危険な坂道レースへの挑戦でプロテクターをと思った時、突き詰めれば虎竹しかありませんでした。
考えれば当然でした。百年守ってきた虎竹に、今度ははじめて守ってもらいますけれど世界中どこを探してもこれだけ安心できる防具はありません。
山内一豊公の兜をモチーフにした重量感のあるヘルメットで見上げれば、いつもと同じ声が聞こえてきます、いつもと同じ気持ちになります。
乗り継いで行くスペインは確かに遠い国ですが、虎竹の里はいつも自分と一緒にあります。
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