これは凄い!職人さんの自宅に招かれて上を見上げてビックリ仰天です。広い居間の天井一面に美しい竹編みの細工が続いています。
それにしても年期が入って見惚れるような色艶です、画像で見るとまるで200年前の煤竹のように見えてしまいます。
ところが、この竹編みは虎竹と白竹を組み合わせて製作されていました。白竹も厳選されていますが虎竹の色合いには特にこだわったために竹の選別だけに半年かかったそうです。
しかし、それだけの手間をかけただけの事はあって、その後1年かけて編み上げられた大作は数十年たった今でも当時の迫力のまま下でくらす職人さんご家族を見守られています。
もう荷二度とこのような作品を作ることはできないと職人は話しています。ああ、この時計の針を戻して懐かしい輝いていた頃に戻ってみたい気分です。
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