積極的に海外との交流を深めタイの竹文化を盛り上げられているタイ国竹協会々長であるティラポン(Thiraphongttr)さん御一行が虎竹の里に来られたのは既に一昨年の事になります。
高い可能性を秘めた竹が豊富にあるお国柄であり、参加された竹の専門家の皆様の情熱には感心させられました。タイの言葉は全く話せませんが、竹を活かしたいという思いはヒシヒシと伝わってくるのです。
今回も来日され京都滞在中にお会いさせていただく機会がありました。言葉は分からなくとも、やはり竹の夢を語りだすと目の輝きが違います、これを感じたいのです。世界にあって、竹の国日本にないものがこの熱さ。
川床は海外の方にも人気なのでこちらの料理屋さんになったのでしょうか、このような風情のあるお店には田舎者の自分はもちろん初めて来させてもらいましたけれど此処にも日本唯一の虎竹を使っていただいてます。
これを見ると一気に親近感が沸いて自分の虎竹長財布まで見せながら店舗の方にご説明しますけれど予想どおり誰ひとり知る人もいない関心もあまりないご様子。まだまだです、また燃えてきました。
しかし、京都の職人さんは凄いです。お客様に鍛えられて伝統はドンドン進化する、たまに驚くような竹のあしらいを見せてくれることもある。タイも日本も、竹はこれからです。
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