今日から新年元「令和」の時代がスタートします。竹虎創業125周年記念の節目に挑戦するボックスカートレース用の車は、この新元号と竹虎が重ねて来た年月を併せて「REIWA-125号」と名付けています。
いよいよこの車体をベースに日本唯一の虎竹を使って竹虎らしいレーシングカー(カッコよすぎますが一応その通り)を製作するのです。
今回は竹トラッカーのようなヤタラ編みではなく竹の素材感を出していきたいと思い完成イメージ図を作っています。
竹は柔と剛という相反する特性を秘めた面白い素材ですので、そのしなやかさと、シャープな直線とを両方とも具現化したいと思っています。
しかし実際に製作するのは職人たち、製作意図をしっかりと伝えています。
日本唯一の虎竹電気自動車「竹トラッカー」の時もそうでした。当社の職人も今までした事のない仕事には、なかなか取組みたがらないものですが一度作り出すと意外にスピード感を持って進みます。
限られた時間の中で製作するからこそプロなので当然です。昨年メキシコまで運んだ竹トラッカーも税関の関係で思うよりも輸送期間は長くなりました。今度のヨーロッパへ運ぶ場合にも2ヶ月は普通にかかりますから余裕を見るとタイムリミットは今月下旬です。
前から見ると竹の曲線美、横からは竹の伸びやさかを感じてもらえる車が誕生するはずです、どうかお楽しみに!
「あなた達ならできる」Ivanさんの子供のような笑顔が後押ししてくれています。
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