白あけび、200年

白あけび籠バッグ


白あけび手提げ籠バッグには特有の存在感があって、初めて手にする人も魅了されてしまいそうです。あのコゲ茶色の蔓が、このような色合いになる手間のかかる蔓の加工のお話しを昨日の30年ブログでしましたけれど驚くのはこれからです。


白あけび200年


これは普通のアケビ籠ではありません。今まで持ったことのないような細い蔓を丁寧に編み込まれているのを見るだけで熟練の技を感じてしまいますが、実は何と200年前に作られた白あけびなのです。


白あけび200年


出来あがったばかりの白アケビと見比べても、にわかには信じられないような経年変化に手にとっていつまでも眺めてしまいます。通常のアケビ籠は数十年使ったものでも山葡萄などに比べれば色合いの違いというのが際立つことはありません。しかし、これはどうしょう?百年単位という時間の長さにも驚きながら、やはり自然素材の底力をまた教えてもらったような気持ちです。


白あけび200年


ズシリと感じる籠の迫力、代々受け継がれてきた技の誇りに大柄な職人さんが一段と大きく見えました。


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