竹炭歯磨きのお話しをさせていただきました、自分は中学高校と6年間全寮制の明徳という学校でした。最近では甲子園で有名になっていますけれど当時まだ創部して間の無い弱小チームの野球部員でもありました。合宿で皆が珍しがって使うのですが塩味の「なすの黒焼歯みがき」は大不評だった事を今でも思いだします。
しかし、あれから40数年も経ってから自分が同じメーカーさんにお世話になり竹炭塩歯磨きを作ることになるなど夢にも思っていませんでしたので本当に不思議です。人生に無駄な事など何ひとつ無いのだと思います。
そんな風に思うのは竹炭歯磨きばかりではありません、幼い頃からずっと付き合っているアトピー体質もそうです。今でもステロイドは欠かせないものの、自分や家族の肌の弱さから生まれたのが薬用竹炭まで高知県の協力をいただきながら自社で精製し作っている虎竹の里竹炭石鹸でした。
皮膚にトラブルのある方ならご存知のように「痒み」ほど辛いものはありません、場合によっては痛みより何倍もしんどいのではないかと思います。辛いと言えば睡眠には、たまにお客様からのお声を聞くことがありました。自分は幸い眠るという事に関しては、いつでも何処でも3秒で寝られて、起きたい時間に起きるという特技がありますので睡眠で大変な思いをすることはあまりありません。
竹炭枕は土窯作りの竹炭を何と3キロも使った、こだわりの枕です。いろいろな効果が言われる中で寝付がよくなったという竹炭枕へのお客様の声が多々あまりすのでもし、睡眠でお悩みの方は一度お試しください。人生の3分の1は御布団の中、そして毎日の事なので朝のスッキリがあると無いとでは雲電の差だと思います。
何か竹炭のセールスみたいになっています(笑)。しかし、これも竹のひとつの顔であり、これだけ沢山の素材が活用されることなく竹林で出番を待っていることを思えばドンドン使っていただくことこそ竹の喜びでもあるのです。そういう意味で大量に竹炭を使うのが住宅床下調湿用竹炭です。
昔から神社仏閣の床下には炭が入れられてきました。要は古の先人の知恵に戻っているだけなのです。
真黒な竹炭でシャツを真っ白くするのですから竹炭洗剤「竹炭の洗い水」も聞き慣れない方には意外な商品のように感じるかも知れません。しかし、これにしても元々はおばあちゃんが風呂釜の焚口から灰を持ってきて大きな金属製のタライで洗濯していた昔を現代に蘇らせただけの商品です。
竹炭石鹸がお役に立てているように通常の洗濯洗剤を使えないスキンケアに気づかう方、敏感肌の皆様に喜んでいただいているので細々とではありますが大事にしていかねばならない竹炭の活用方法だと思っています。
竹炭はニオイの吸着に力を発揮します、そして竹酢液も強力な消臭力を持っています。竹酢液配合の竹炭線香はダブルの効果でお部屋の嫌な臭いを消し去る心強い味方、比較的早くから商品化されて既に20年以上になるロングセラーとなっています。
足摺岬のメダケから竹炭の話になって色々とご説明させてもらいますと改めて竹炭自体の多様性にも気づかせてもらいました。
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