ちょうど今時分は虎竹の里が一番賑やかな季節でもあります。未舗装の林道のようでもある、普段は通行の少ない山道を行けばこのようにして伐採された竹を見ることができて嬉しくなります。
先日は更に嬉しい竹林見学者の方がありました。都会からIターンやUターンを考えられている若者たちです。田舎暮らしというのものが口で言うほど簡単なことではないとは思うものの、こうして一人でも二人でも竹に関心を向けてくれるだけで喜ばしい事なのです。
高知は少子高齢化の最先端を行く地域、それだけに地元須崎はもちろんですが高知県下でも増えた空き家対策と都会からの若者の受け入れを積極的に進められているようです。古民家を借りるとかも最近よく耳にもするので一体どのようなものか?関心が沸いて一軒見せていただくことししまた。
そしたら、本当にビックリ!外見は確かに古い住宅ではありますが中に入るとリフォームされてまるで新築のようです。しかも、広々としていて須崎でも非常に交通の便利のよい場所にあったりしますので、なるほど空き家が県外からの方に人気なのは価格的なことだけではないように感じました。
昔の家ですので床の間があります。そして、かなり年期の入った図面竹が使われています。
どれだけ年期が入っているのか?比較的新しい図面竹と見比べてみたら一目瞭然です。昔の家には床の間だけでなく、こうして注意して見ないと気づかないような設えに銘竹が使われています。お借りになられる若い皆さん、是非そのあたりもご覧になってください。
コメントする