今年で7回目となります新春虎竹の里ウォーキングを開催させてもらいました。大袈裟に言ってますが昨年に引き続き今年も一人で虎竹の古里、焼坂の山を目指します。それにしても高知のお正月は不思議なくらいに例年晴れています。今朝も気持ちのよい日本晴れで足取り軽くスタートしました。
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登り口から少し歩くと、ここ数年すっかり定着してしまっている猪の泥遊び場があります。いつ見ても最近使った様子が伺えるので、それだけ頭数が増えている証かも知れません。
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田畑を荒らし筍も食べてしまう猪に対抗するめこの様な罠が近年どこの里山でも見られるようになっています。亥年と言えども農作物を荒らされるとなると農家の方々にとっては大きな問題です、新年早々、鉄柵をならべている畑もありました。
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日本唯一の虎竹の竹林を眺めながら山道を登っていきます。

焼坂の山道を登ると、このような岩肌があちこちに見られます。決して肥沃ではない土地、植物とってはどちらかと言えば厳しい環境に虎竹は育っている事が分かります。
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山道の途中で何か所が細い獣道のような脇道がありますが、これが1200年前からの遍路道です。
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細く急な遍路道はこのような竹林の間を抜けていきますので遠くから来られたお遍路さんは「この山は何ですか?竹ばかりですね!」と驚き、峠の向こうからは竹が一本も無くなることに又驚きます。
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自分の歩く道は、未舗装ながら車一台ゆっくりと走れる道幅があります。2トントラックで虎竹を満載して下っていく大切な生活道なのです。
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会社から見上げると小さく小さく見える送電柱も、近くに来るとこんなに高い!
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途中にいくつもの竹林がありますが、それぞれ曾祖父や祖父の時代から少しづつ増やしてきた竹林です。色との付具合や太さなどにそれぞれ特徴があります。
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随分上まで登って来ましたので後少し。竹虎の竹林も見えてきました。
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温かい日が続いているので心配もしていますが、立派な虎竹が生えているのを見ると少し安心するのです。
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この送電線まで来たところが峠になっています。標高228メートル、ここからの下りは山の景色が一変します。