鐘ヶ江さんにAlan Chan(陳幼堅)さんをご紹介いただいたのは本当に偶然でした。京都で時間ができたので前々から拝見したいと思っていた大徳寺前の古美術鐘ヶ江さんにお伺いしたのです。しかし危ないところでした、鐘ヶ江さんは翌朝から海外出張に出られる所だったと言うではありませんか!やはり突然お伺いするのではなく前もっての連絡が必要だと反省したのでした。
さて、古美術鐘ヶ江さんは店舗をリニューアルしたばかりのオープニングに竹芸家の田辺竹雲斎さんが虎竹を使った大迫力のインスタレーションをされています。よりモダンな装いになり、綺麗な庭も見渡せる落ち着いた空間に座っていると日常のあわただしい時間を忘れそうです。
田辺さんはパリのギメ美術館やニューヨークのメトロポリタン美術館でも虎竹インスタレーションを創作されていて大好評を得ているのですが、こちらのインスタレーションも虎竹の花が咲いたようで美しく、今回は作品に花が飾られていて更に店内に魅力的な雰囲気を醸し出していました。
その後、ちょちど京都に来られて展示会の準備をされているAlan Chan(陳幼堅)さんをご紹介頂いたのですが、お目にかかるなり自分の前掛けを見て「27」と言われました。そうなのです竹虎は創業明治27年、今年で124年という長きにわたって竹屋をさせていただいております、なので自分も「27」と言う数字には愛着をずっと感じていました。それにしても不思議な事を言われます...。
しかし、その謎はすぐに解けました。何とAlan Chanさんの誕生日が27日だと言うのです。それだけではありません、奥様も27日生まれとの事。それでギャラリーの名前も「Kyoto27」なのです!
そう聞いて何やら縁の深さを感じてしまいます、竹虎創業は明治27年...。しかし実はそれだけではなく何を隠そう自分も「27日」生まれなのでした!
待てよ...ギャラリーに入る時には模様のように見えていたロゴマークも「27」ではありませんか!?これは格好イイ!香港にもGallery 27があるそうです、画像で拝見しても素晴らしいですし一度お伺いしてみたいと思いました。
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