須崎市内にある朝ケ丘中学校の総合学習の講師依頼をいただいておりました。地元のこれからを担う方々に竹虎のお話しを聴いていただく絶好の機会ですので当日を心待ちにしていたのです。はじめてお伺いした校内ではお会いする生徒の皆さんが玄関で廊下で教室で、それぞれが大きな声で挨拶してくれて本当に気持ちが良かったです。そしてふと先々月だったか竹虎の月一回開催している全社会議に、自ら参加された須崎高校の生徒さんを思い出していました。
全社員の前でもハキハキと意見を述べられて、社員も感心するほどの、しっかりした考え方を持たれた生徒さんでしがこれからの若い中学、高校生がこのように礼儀正しく自分の考えて行動できる方がいるのなら少子高齢化が問題となっている高知の未来はそう心配することばかりでは無いような気がしてきます。
さて、総合学習の内容ですが小学生や中学生にお話しをするのが実は一番難しいのではないかと思います。しかし、それでも日本唯一の虎竹を知ってもらい、自分たちのような小さな田舎の竹屋が、どうして「竹トラッカー」のような虎竹電気自動車を製作したのか?そして世界竹会議に参加させてもらった経緯や、遠くメキシコまで運んだ竹トラッカーで走行した様子などご覧いただく事で、これからの皆さんの可能性は無限だと感じてもらいたかったのです。
「NO BAMBOO NO LIFE」
自分がいつも口にする事もお話しさせてもらいました。色々なところで言うのですが実は意味は分からないかと思って試しに聞いてみたのです。
そしたら見事に大正解!なんと久礼大正市場で最近できた「NO KATSUO NO LIFE」Tシャツを知っている生徒さんがいたのでした。それにしても、この意味を知っているとは素晴らしい!総合学習の授業に来られていた生徒の皆さんも「●●●のない人生なんて無い」そう思えるような自分の道が見つけられることを願っています。
そうそう、そう言えば実はこの朝ケ丘中学校には小学校の時のソフトボール大会で来させてもらったことがありました。昔の話なのに相手チームまでも覚えています、確か田野々小学校でした。以前、練習試合で対戦したことがあって、その時に要注意とチェックしていたスラッガーの選手が右中間への大きな当たり!センターを守っていた友人が一度はグラブに入れたものの落球してしまって「ああっ!」と思ったのがこの辺りです。大人になって見てもバッターボックスからは、かなりの距離がありますので小学生にしては凄い打球だったのだと改めて思います。
サードの定位置から見たあの瞬間をハッキリと覚えているとは...あれから44年という時間が経っています。
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