「50年前に竹虎さんに購入した商品ですが、修理お願いできますか?」
ええっ!?50年...?そんな前から使い続けて頂いているのかと本当に驚きましたが竹虎本店がオープンしたのが昭和45年(1970年)3月でした。今から48年前の事になりますから、お客様は本店が開店した当初にお求めいただいたものだと思います。木と竹を使った水車小屋のミニチュアです、実はただの飾りではなく中にオルゴールが内臓されているので捨てられずにずっと持たれていたとの事でした。
当時の店はこのような感じ、竹細工の販売というよりも虎竹の里の地域の方々や山の職人、内職さん、社員に自分達の日本唯一の虎竹が全国でこのような素晴らしい製品になっていくのだというのを知ってもらいたい、誇りを感じてもらいたいという祖父の思いが一杯詰まった店舗でした。
こんな竹の使い方見た事あるでしょうか?屋根の看板の上には、根から掘り起こした極太の孟宗竹を堂々と掲げています。そしてカラーでないので分かりづらいのですが店舗の全面、両面には虎竹、真竹、黒竹、竹穂、杉皮といった色々な素材で飾られていて、この建物自体が展示品となっていました。
今では当時の店は無くなり数年前に更地にしましたので本社前に移動させて残っている石碑だけが当時を偲ばせるものとなっています。
しかし、二代目義治の作った店舗はお陰様で日本最大級と言われるほど規模を大きくし観光バスなども頻繁に立ち寄っていただける竹製品、竹細工専門店となったのでした。
竹製品をあまり使わない時代となり、観光も大型バスから個人のマイカーが主流となりました。
高知県にも様々な観光施設が増えると共に竹虎本店の役割も随分と変化してきています。
店舗面積も小さくなりましたが嬉しい事にインターネットでご覧になられたお客様が実際の商品を見たいと海外からわざわざ来られる事もあります。竹虎は創業が明治27年ですから今から124年前の事です、株式会社に設立したのは大阪天王寺の工場から日本唯一の虎竹の里に本社を移して数年後の昭和26年10月6日。
大創業祭はこの会社設立の記念日に合わせて、本日10月6日から3日間開催させていただきます。感謝の気持ちで心ばかりではありますが特別なプレゼントや今まであまり出来なかった現品限りの特価販売なども予定しています。このように長く営業を続けてこられましたのは皆様のお陰です、まっこと(本当に)ありがとうございます!
招き虎 返信
駐車場、店内広いですね。
ネット販売してない商品あり、御手洗いまで!
やたら編みのベンチもあり、ゆっくり買い物できますね。
海外のお客様の為、英語の表示(出入口やトイレなど)も多くなりそう。
世界で注目の竹虎(株)で買い物できるのが嬉しいです。
竹虎四代目 返信
コメントありがとうございます!
大型バスが沢山立ち寄っていただいておりましたので
駐車場は結構広くとつています。
近年、店内の販売スペースは3分の1くらいに狭くしており
様子は随分と違っておりますが祖父の時代からの
工芸作家の作品なども展示させていただいております。
機会がございましたら一度お越しくださいませ。
招き虎 返信
いつか店内で工芸品を拝見したいと思います。
その時は宜しくお願い致します。
(^_^)
竹虎四代目から招き虎への返信 返信
高知は遠いように思われますが
一度来られた方は意外に近いと皆様言うていただきます。
また、いつでもお越しくださいませ。
お待ちいたしております!
ありがとうございます!