日本商工会議所編「長寿企業の秘密」に掲載いただきました。竹虎もお陰様で今年で創業124年となりますので長寿企業という事かと思いますが、実は会社を続けていくという事は思いの他簡単ではなくて国税局の企業生存率の統計を見ると会社設立1年後で40%、5年後で15%、10年後では6%、そして20年後となると何と0.4%だそうです。
100年以上も経営を続けられた来た確率を思うと信じられないような気持ちになりますけれど、長寿企業の仲間入りをさせて頂ける事は本当に有難い事だと改めて感じると共に長い社歴の中でどれだけ多くのお客様に支えられて来たのかと考えずにいられません。
自分達が今こうしてあるのは間違いなく日本唯一の虎竹と、ご愛顧いただく皆様のお陰です。この本には社員が数百名規模の会社様から数名の会社様まで様々な業種、東日本67社、西日本69社が掲載されていますが、非常に面白いデータが書かれています。それは、存続してきた最大の要因というデータです。
「創業当時の製品・サービスなどを変えて新しい製品・サービスなどを開発したから」と「創業当時の製品・サービスなどを守りつつ、時代のニーズなどに合わせて改善・改良したから」を合計すると89.2%にもなります。「最後に残るのは変わり続けた者だけ」と先輩経営者の方から聞きました。まさに、その通り常に変化を恐れず挑戦を続けたいと思っています。
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