第11回世界竹会議メキシコ(11th World Bamboo Congress Mexico)基調講演、竹+二+人=笑

第11回世界竹会議メキシコ(11th World Bamboo Congress Mexico)


世界竹会議の講演で嬉しかったことがあります。一番に心配していたのが英語がどれだけ理解いただけるかと言うことでした。先日もお話しさせていただきましたが英語が不慣れな分、所々に動画を入れて分かりやすいようにと考えていましたが何とビックリ!動画の音が出ないという最高のトラブル!


※この動画はロングバージョン8分29秒もありますので誰も観ないと思いますが記録として作っています。




自分のパソコンを使う講演だけでも100回以上はさせて頂いてます、全社会議は13年間毎月開催ですし、プレゼンなど含めると数えきれないのではないでしょうか。今まで一度も無かった事が、ここ一番の檀上で起こるとは!?普通なら最悪の出来事、それこそ頭が真っ白でどうしようもない状態だと思うのですが、実は音が出なくて一瞬慌てたものの自分は一種の興奮状態からスッーと、いつもの自分に戻る事ができていました。


「なるほど...」と、立見まで出ている広い会場を見渡します。


第11回世界竹会議メキシコ(11th World Bamboo Congress Mexico)、竹虎四代目(山岸義浩)


「やはり、見てくれている。」


目には見えないのですが感じるものです。それを自分は「竹の神様」と呼んでいますが、おそらく祖父や会った事もない曾祖父や虎竹の里で生まれ育って波乱の人生を歩んだイト曾祖母も一緒に居るのではないかと思います。


こんな突発的な事が、こんな大事な場面で起こるなんて必ず意味があり、このまま音が出て自分の思うような講演で終わるよりも、音が出ない事に意味があり、将来のためになる。そんな声が聞こえるので、すでに自分が立っているのはハラパではなく、虎竹の里の竹林でした。


竹虎四代目、第11回世界竹会議メキシコ(11th World Bamboo Congress Mexico)


「竹」+「二」+「人」=「笑」


曾祖父から、祖父、父、自分と四代、100年に渡り同じ竹林への道を歩く事が出来るのも、そんな笑顔のひとつであり、今回の講演のテーマそのものでもありました。


第11回世界竹会議メキシコ(11th World Bamboo Congress Mexico)


理解いただけているか?どれだけ伝わっているのかと思っていたら、講演翌日の竹林見学ツアーで一緒だったスペインからの参加者の方から、こんなスマホ画面を見せていただきました。講演中の画面を撮ってくれていたとの事でした!おおっ!これは少なくとも一人の心には届いていたようたです。これだけで、十分なのです。


コメント(2)

万々歳 返信

竹で笑わせ、なごやかな雰囲気に会場を盛り上げたのはさすがです。
サボテンブラザーズで締めくくり、おあとが宜しいようで。

竹虎四代目から万々歳への返信 返信

動画の音が出ない時には本当に焦って頭の中は一瞬真っ白になりました!4本も動画を用意していましたので、なかなか大変ではありましたが無事終了して安堵しています。サボテンブラザースさんの軽快なリズムはお届けできて良かったです(^^)

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