世界竹会議の会場であるメキシコ・ハラパまで運ばれていく日本唯一の虎竹電気自動車「竹トラッカー」は、1ヵ月以上もの長旅をして行きます。しかも、海外までの輸送という事でその前に色々な手続きや、梱包作業など結構時間のかかる事が多いようです、そこでできるだけ早めに出発せねばならないという事になりました。
先月のクラウドファンディングの達成から大急ぎで準備をして梅雨空の晴れ間を見て神戸の日通商事さんまで運んでいただいたのです。近くにいた社員が見送りに駆けつけてくれます。今度、虎竹の里に帰ってくるのは9月下旬頃になりそうです、いよいよこれでしばしの別れなのです。
「大丈夫でしょうか?」
「いける、いける、神戸など近いものや」
実は、ドライバーさんはフジテレビ「関ジャニ∞クロニクル」でメンバーの横山さん、安田さんに竹トラッカーに乗っていただき横浜中華街を疾走した時にもお世話になった方です。横浜に比べたら何のことはないようです。
さて、神戸まで運ばれて行った竹トラッカーがそれから実際にどういう手順で運ばれて、メキシコマンザニーロ港から更にトレーラーに積み替えられ8/13日(月)にハラパに到着するまでを詳しく教えていただまきす。広大な倉庫の片隅に梱包を待つばかりの竹トラッカーを発見!
「電気自動車」と黄色い紙が貼られています。いよいよ、これから遠くに行くのだと実感がわいてきました。
今回の輸送をずっとバックアップしていただく物流会社の担当の方も駆けつけてくれて車体チェック。世界を跳び回って仕事されている方々はフットワーク軽いのです。
もちろん、メキシコまで行く前には竹虎初代宇三郎、二代義治へのお墓参りは済ませてきました。天国からは一体どんな風に見えちゅうのですろうか?
虎竹の里の山々を後に出発してきました。この狭い地域でしか成育しない虎竹達、全ての大きな期待を背中に感じての船出です。後は現場の責任の方にお任せするしかありません。どうか無事に届けてください、世界の竹専門家の皆様が楽しみに待たれています。
コメントする