角物と呼ばれる竹細工には小さな弁当箱から手付きのピクニックバスケット、二段、三段のものなど色々なサイズや形が揃っています。お使いになられる方の人数や用途、使い勝手によって幅広く選ぶことができるのです。そんな角物のピクニックバスケット、ランチボックスの中でも圧倒的な存在感と風格さえ感じさせてくれる美しさの虎竹二段。
どちらが良いというのはお使いになられるお客様のお好みひとつですが、独特の虎模様の竹で製作すると白竹とは同じ形であっても、まるで別の竹細工かと思うほどの風合いの違いになります。
虎竹の上蓋を取った時の食材の華やかさ、いきなりテンションが上がります。料理は目で食べるものでもあるので見た目は本当に大事です。
一段目にはデザートやフルーツを入れています。2~3人でお使いいただける二段ピクニックバスケットくらいが使用頻度が多いのです。それにしても、日本唯一の虎竹の美しさには惚れ惚れします。毎日、虎竹に囲まれ、毎日触っているのに不思議だと自分でも思うのですが「ハッ」とする瞬間があって魅せられると困ったもので全ての仕事が止まってしまう。
まあ、しかし、それで幸せなのでエイがですろう。
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