虎竹や地域には凄い価値があるのだよ。

竹トラッカー、竹虎四代目(山岸義浩)


先のクラウドファンディングで1日竹虎四代目が売れなかった。不思議で仕方ないのです。


竹トラッカー、竹虎四代目(山岸義浩)、安和駅


自分の小さい頃には駅員さんが数名いて賑やかだった安和駅も今は無人駅となっていますが、このホームからの眺めは絶品!美しい海と、砂浜、棕櫚の木が植えられていて、ちょっとエキゾチックな情緒も感じさせてくれる人気のパワースボットです。


竹トラッカー、竹虎四代目(山岸義浩)


その駅舎を見下ろし、焼坂の山々まで虎竹の里の全景を眺めることができる峠があります。旧道として曲がりくねった道が続くはじまりの場所でもあり、安和を出る人も、帰って来た人もきっとここで別れを告げたり、帰宅の喜びを口にしたりした場所であると思っています。


竹トラッカー、竹虎四代目(山岸義浩)


安和天満宮の境内には保育園があって通っていましたので懐かしい思い出がいっぱいの場所。竹ねりのお祭りが通る参道も日頃は静かで、いつでも心休まる所です。


竹トラッカー、竹虎四代目(山岸義浩)


すぐ近くに県指定天然記念物の大ナギがあります。樹齢500年を超える周囲3.4メートル、高さ25メートル、その葉は竹の葉に似ていると言われていますので、まさに虎竹の里にピッタリの大木かも知れません。


竹トラッカー


虎竹の里というと山のイメージですが実は磯釣りファンには有名な地域でもあり、カツオの町久礼に向かう旧道を行くと双子島もあるのです。思えば、小学校の低学年までは、この断崖絶壁の細い道しかありませんでした。西の方に車で行こうと思えば必ずこの道を通るのです、今は本当に便利な時代になったと思います。


さて、このような素晴らしい虎竹の里、どうして...?


というのは、まあ冗談で「50万円」と言う値段なので初めから飛ぶように売れるとは思ってはいません。しかし、竹虎がこの地域を、安和を、虎竹の里をどう考えているかという自分なりの社内向け、あるいは地域向けのメッセージとしてもクラウドファンディングは使わせてもらっているのです。


虎竹の里、竹虎四代目


前回の竹トラッカー製作のためのクラウドファンディングではたまたま100万円竹虎ツアーは売れてしまいましたが、もちろん売れれば「やっぱり」と自分も嬉しいのですが、売れようか売れまいが


「自分達の竹や地域には凄い価値があるのだよ。」


「もっと、この土地を愛してよいのだよ。」


という事が周りに伝わればそれで良いと思っているのです。2006年に代表に就任してから、このような事をずっと繰り返してきています。少しづつ変わってきた、時間はかかりますが、そう思っています。


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