ありがとうございます!竹虎クラウドファンディング「世界竹会議メキシコ出場決定!日本唯一の虎竹自動車で世界中の人を乗せて走りたい!」 目標金額達成しました。

日本唯一の虎竹電気自動車「竹トラッカー」、竹虎四代目


先月24日からスタートしていました竹虎のクラウドファンディングの挑戦、「世界竹会議メキシコ出場決定!日本唯一の虎竹自動車で世界中の人を乗せて走りたい!」が皆様のお力添えのお陰で無事に目標金額達成しました。本当に、ありがとうございました!


世界竹会議(World Bamboo Congress)からメキシコでの基調講演のご招待をいただいたのが昨年の7月の事でした。思えば、あれから竹トラッカー輸送の挑戦が始まったのです。電気自動車なので海外輸送ができないという思いがけないハードルがあり、色々な輸送会社さんを探して数ヶ月も交渉しているうちに、まだまだ先だと思っいた2018年8月はどんどん近づいてきます。


ようやく輸送いただける会社さんが見つかったものの、メキシコ・マンザニーロ港から陸送1000キロ、そしてハラパでの搬入など遠い外国とのやり取りには予想以上の時間がかかりました。全行程の見積もり予算がようやく出た時は、その金額の大きさよりも「よし!運べる」という喜びの方が大きくて何も考えられない状態でした。しかし少し時間が経ち、はたと冷静になった時に輸送費用302万円という金額に茫然と立ち尽くした気分になったのです。


今回のクラウドファンディングを正直に申し上げるとこのような状況でスタートしました。


竹トラッカー


自分の大きなミスもありました。竹トラッカーを世界竹会議に運ぶための資金ですので主催団体、開催地含めた海外からの応援したいという声も多く頂戴していましたが、システム上の問題で応援をいただく事ができません。


日本からの輸送に1ヶ月半かかるという事で募集期間も通常より随分と短せねばならない中、海外のクラウドファンディングを検討する時間もありません。自分達の力ではどうしようもない、昨年の夏からジリジリとした気持ちが続いてきた中で、一筋の光が見えた瞬間に走り出したのでした。


竹職人の作る野菜、果物


準備期間があったようで、実はまったく無い中、苦しい所を助けていただいたのは、いつもご愛顧をいただく皆様はじめ、地元や周りの多くの皆様でした。インターネットを使わない方も多く、手渡しで現金をいただいたり、お手紙と一緒に封書で送っていただいたり、新聞バックまで持ってこられたり本当に助けていただきました。日頃から自分の作った野菜や果物、あるいは釣った魚や海の幸を届けていただく事が多いのですが、そんな豊かさにも力をもらいます。


新聞バック、竹虎四代目


出社すると会社の入り口に一筆箋と一緒に置かれている「志」があります。ここにしか成育しない竹と共に生きてきた竹虎が、いかに地域に支えられているかを思います。


「こんな逆境が何ぜよ!」


何もかもを吹き飛ばす闘志がメラメラと燃えあがりました。この様な皆様のお陰で今度のクラウドファンディングは成功させることができたのです。


日本唯一の虎竹自動車「竹トラッカー」


昨年からずっと続いてきた日本唯一の虎竹電気自動車「竹トラッカー」輸送計画。随分と長い道のりのような気もするし、アッ言う間だったような気もしますが、ひとつの山場は越えました。


そして、また新たな山が見えてきています。




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