皆様は青竹踏みはご存じでしょうか?急に当たり前の事を言ってどうした?と思われそうですが自分の中では当然知っているものですし一家に一本はあると思っていた青竹踏みを知らない世代が少しつづ増えてきているようなのです。思えばもう10数年も前の事になりますが、それ以来少なからず危機感をもってやってきているのです。
日本の里山が荒れるとか、竹が沢山あって活用方法がないと聞くことがありますが、これだれ身近にあってこんなに手軽で簡単な誰でもできる日本古来の健康法が忘れられるなど、あってなるものか!?という思いです。
基本的には竹を半分に割っただけで誰でも作ることができますし安価なものなので軽んじられる傾向があるのかも知れません。しかし、このようなまさに足元から日本人の竹離れは進んでいるのです。
竹を割っただけ、安価と申し上げましたが青竹踏みにもルールがあり強度のために必ず竹節を二つ入れています。だから何でもかんでも竹なら使えるかと言いますと実は身の厚みや太さ等いろいろあり、いざ製作となると思う程簡単ではありません。
これから湿気の多い季節になってきます。青竹踏みの大敵はこの湿気によるカビ、青々しい竹材を使いますので乾燥させているつもりでも油断はできません。竹は生きていて呼吸をしています、湿気が多いと吸い込んでカビが生えることもありますので定期的に天日干ししたり、常に空調に気をくばったりと管理も大変なのです。
ご愛用いただくうちに裏面の竹節の部分が割れることがあってお問い合わせを頂戴します。これは簡単に取り除くことができますしお使いいだたくことに全く影響ありませんので動画でご説明させていただきました。
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