虎竹縁台を修理しながら長くご愛用いただくお客様がおられます。丸竹の竹製品の場合には管理がいくら良くても竹に割れが入る事が多いのです。虎竹の場合にもまず両側の虎竹部分に割れが入る事が多いので銅線でしっかりと留めることから始まります。
折り畳み式になっていますので、足を広げて固定するツッパリのジョイント部分も手直しが必要です。そして、四万十カズラは乾燥で切れている箇所もありますので、座面の黒竹をしっかり固定するためにも巻直しています。
腰かける黒竹部分がピカピカと輝きはじめています。それにしても、このようになるまでお使いいただけるのは本当に有難いことです。
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