先日、虎竹の里にお越しいただきましたブラジルからの皆様の事はフェイスブックで連日拝見いたしておりますが無事に四国の八十八カ所のお遍路の旅を楽しまれているようです。実はブラジルからのお土産を頂ていおりましたぞね。ゴールデングラスというブラジルでもアマゾン川の近くの一部の地域でしか成育しない草だそうです。
草だと言いますが名前からも分かるように、まるで本当のゴールドのような金色の輝きを放っています。これが自然そのままの色でしょうか?見れば見るほど不思議な色合いです、金粉を吹き付けているか、金箔をほどこしていると言われれば、ああそうかと納得してしまうような質感です。
なるほど現地では「自然の宝石」と言われるそうですが良く分かります、本当に美しい素材です。繊維質一本一本が金で出来た細い針金のようなのです。思わず手にとって、しみじみと見てしまいますが考えたら日本唯一の虎竹も、虎竹の里という限られた地域でしか成育しない自然素材です。
虎竹を知らない方からしたら、このように関心をもって見ていただけているでしょうか?
ブラジルの工芸品としてゴールデングラスを使って細やかな細工をされています。初めて拝見する手の込んだ物ですが、このようなアクセサリーなら女性の方にも人気ではないかと思います。
美しい素材に、確かな職人の技術が加わると素晴らしい品ができあがるのは万国共通なのです。
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