竹の集成材を使った竹ティッシュケースをリニューアルしました。集成材は竹を貼りあわせて一枚の板状にしたものを加工できるので丸竹材からは製造しづらかったものが可能になり竹製品に幅ができました。新しくするにあたり少し重厚なものがよいかと思って、竹板の厚みを9ミリで試作してもらいました。
このような竹製品は、出来あがった状態も目にとまったり手にとったりする部分では大事ではありますが、一番大事なのは使い勝手なのです。持った時にやや重みのあるのが気になりましたが、なるほど中身のティッシュボックスを入れて使ってみますと重量があるだけに安定感があります。
しかし、室内でも持ち運ぶこともありますし、この重さは少し問題かと思いました、測ってみると720グラムあります。そこで6ミリの竹板に変更して同じサイズで作ってみますと重さは約460グラムまで軽くなり快適にご愛用いただけるようになりました。女性の方でも、お年寄りの方々でもストレスなくお使いいただける重量感です。
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