「竹虎」と「国虎」、高知とパリと

竹虎四代目、パリ国虎屋、kunitoraya


「竹虎」と「国虎」、そもそも店名から親しみがあって学生の頃からドライブがてら何度となく通っていた安芸の饂飩屋さんがあります。ある日突然、フランスに店を出したと聞いて驚いたのは20代後半の頃でした。同じ高知でも毎日竹と埃にまみれている自分とは大違いだと羨ましく思いながらも、そのチャレンジ精神を見てもしかしたら田舎の自分達でもその気なら何かやれそうだとパリに出店された店主の顔も知らないのに少しワクワクしたものです。


パリ国虎屋、kunitoraya


数年前にお会いさせもらったら想像していた通り自然体でクール、格好がエイのです。パリでは知らない人のいない超人気店となっているので昼の早い時間でしたが予約でいっぱいでカウンター席で頂く事にしました。安芸の店で、いつも食べていた国虎うどんもパリで食すると一味違います。


パリ国虎屋、kunitoraya、カツオ


高知といえばカツオですが、お伺いした時にはちょうどカツオをさばいていまたので一皿出してくれました。見慣れたカツオも、こちらでは少し種類が異なるのか見た目は少し違いますが味はしっかりカツオ、故郷を思い出す味です。


パリ国虎屋、kunitoraya


確か鰻はヨーロッパでも良く食べられる魚のひとつだったと思います。煮凝りも美味しかったです。


パリ国虎屋、kunitoraya


もくもくと食材と向かう野本さん、三つ子の魂百までと言いますが若い時に受けた衝撃は今でも忘れられないのです。


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