冬場は部屋を閉め切ってしまう事が多いため消臭用などに竹炭が使う事が多いのです。竹虎の事務所にも低温で焼いた消臭用をはじめ、高温で焼き上げた飾り竹炭、丸竹炭が置かれています。丸竹炭などは毎日見ているので当たり前に感じてしまっていますが来客の方などが「ええっ!?」と驚く度にやはり特に竹の好きな方にとっては特別なものなのだと改めて感じるのです。
普通のご家庭に竹炭(バラ)を置いてもらいやすいようにと黒編みの竹炭ダイヤ籠というものを製作しています。竹虎で扱います竹炭は当然の事ながら全て国産ではありますが、せっかく地元の国産の竹炭なので安価な輸入の籠に入れていただくよりも昔ながらの職人が編んだものが似合います。
ただ竹炭(バラ)を入れる事を主な目的としていますので、あまりコストもかけられません。そこで、竹ヒゴ取りなどは一部機械化して比較的沢山の数量を編むことのできる竹籠があるのです。
大量にとった竹ヒゴは一度黒染めしてから編み込みます。籠の形にしてから再度同じように黒染めすることによって編み目がズレても白い竹肌が見えないように工夫されています。竹炭籠も思えば皆様にご愛顧いただくようになってから長くなりました。デザインや編み方なども改良させて今の形になっているのです。
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