虎竹やたらソファベンチで夢の中

虎竹やたらソファベンチ


ご相談を頂いていた虎竹やたらソファベンチが出来上がりました。予想していた通り、これなら商業施設のエントランスに置いていただいてもバッチリ目立って、格好が良いのではないかと思っています。


虎竹やたらソファベンチ


前回、この30年ブログで紹介させていただいた時はまだ製作途中でしたが完全に編み込むとこのような形になるのです。


虎竹やたらソファベンチ


やはり、ひとつ形にしますと思った通りになる所、そうではない所が明確になります。特に座面の快適さを考えると芯に使っている鉄フレームの形や構造からやり直さねばならない事が分かりましたので既にコチラは修正点を書きだし打ち合わせ済です。新年早々には新しいフレームが出来てくる予定になっています。


虎竹やたらソファベンチ


同じ編み方で言いますと、前々から受注製作している虎竹ヤチャラ椅子には鉄フレームが入らず竹の編み込みだけで仕上げています。竹の強さ、しなり、弾力、軽さ等を感じていただける逸品です、横から見るとリンゴの形にも見える中央に穴の空いた虎竹スツールにもフレームは入っていません。


虎竹やたらソファベンチ


しかし、フレームを入れることによって竹編みだけでは実現できないデザインがあり用途は広がります。一番わくわくして楽しみにしているのは自分です。


虎竹やたらソファベンチ、山岸義浩、竹虎四代目(YOSHIHIRO YAMAGISHI)


理想にはまだまだでも寝心地は最高です。横になりながら夢の中、以前より製作してみたかった沢山の方が腰かけられる、ちょっと目を引くユニークな形のベンチが出来上がりました。


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