ずっとこんな角籠が欲しいと思っていましたが、職人さんも高齢化していて、なかなか新しい竹細工が出来ることは少なくなっています。そんな中、ラインナップに加わることになった磨き竹衣装籠は、なんと三入り子になっています。もちろん、大中小とサイズが分かれ、それぞれお客様のお好みの大きさをご購入いただけるのですがこれが、輸入品ではありせん。なんと国産の竹籠ですので、まっこと(本当に)奇跡的と言うしかないのです。
昔ならサイズ違いの丸笊はじめ、角籠などでも何種類かの大きさがあり、入り子になっていて思い思いのサイズをお求めされるのが常の時代もありました。ところが、近年ではこのようなサイズ違いの角籠など本当に見ることはありません。
今回はまるで一昔前を彷彿させるような三入り子の衣装籠。しかも、角籠というのが素晴らしい!やはり物入れに使う籠は角型の方が使い勝手がよいのです。竹ヒゴの表皮を丁寧に薄く磨いて編み込まれていますので手触りも優しく用途は色々と広がります。
このようなシンプルな形でもっと色々なサイズをご用意させてもらえたら様々な生活シーンにご愛用いただけて多くの方に喜ばれるのではないかと思いますが今のところこの三入り子のサイズ展開です。とにかく奇跡が起こったような気持ちで改めて手にもって見直してみるのです。
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