日本中の学校の玉入れ競技を竹籠にする

玉入れ籠製造


昔から運動会の玉入れ競技は竹籠だと思ってきましたが、それがどうやら違うと知ったのは随分と前の事です。それ以来、いずれ「日本中の学校の玉入れ籠を竹にする」そう思って毎年販売を続けています。今年もお陰様で用意しておいた籠はすべて無くなって、まだまだ足りなそうでしたので運動会シーズンが過ぎても玉入れ籠の製造が続きました。


玉入れ籠種類


実は、玉入れ籠と一口に言いましても、竹虎には同じような形の背負い籠を含めてこんなに沢山の種類があります。これでも少なくなったほうで、画像を残していない竹籠ありましたし、ここに写っている籠でも今ではもう編めなくなってしまった籠もあるのです。


玉入れ籠種類


国内の職人さんが少なくなる一方ですので、この玉入れ籠のように「子供たちの笑顔を見たいから」という志で利益度外視のままでいつまでも製造つづられるものではありません。


白虎竹玉入れ籠


種類も極力少なくして効率化をしていかねばなりませんが、今年からはひとつだけニューフェイスが加わったのです。それが白虎竹玉入れ籠というて、虎竹でも白っぽい二等品の竹を使うものです。


虎竹の里に成育する竹は、ごく一部の孟宗竹を除いて虎竹ばかりですが全ての竹に虎模様ができるわけではありません。特に近年の温暖化の影響だと思われますが色つきの芳しくない竹が増えましたが、そんな白虎竹の有効活用ともなるのです。二等の竹ですが、出来映えは一等品ですので、子供たちにも一等目指して頑張ってもらいたいと思うてます。


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