しかし、一年というは長いようで短い、アッという間にやってきます。この週末に神谷小中学校で開催された吾川郡連合会PTA研究大会に呼んでいただき講演させていただきましたが、実はご依頼は一年以上も前に頂いていました。
まだまだ先のことと思っているうちに当日がやってきますので時間の流れというのは油断なりません。
さて、会場につきますと教育関係の方ばかりの様子で学校の成績がずっと振るわなかった自分は何とも場違いな雰囲気に落ち着きませんでしたが、とにかく竹トラッカーの話しをさせて頂きたい一心でした。
竹トラッカーは一昨年の2015年に製作を思い立ち、クラウドファンディングを成功させて資金を頂戴し2016年に完成させた日本唯一の虎竹を使った電気自動車です。その年の8月に「チャレンジラン横浜」と題して虎竹の里から横浜まで1000キロの道のりを11日間かけて走破しましたが、竹トラッカーの挑戦が終わったわけではありません。
世界中の竹関係者が集まる世界竹会議(World Bamboo Congress)という3年に一度、世界各地の様々な国と地域で開催される竹のオリンピックのようなものがあります。来年8月のメキシコ大会には、竹虎が日本人としはただ一人Keynote Speakers(基調講演者)として登壇させて頂く事になったお話しは前にも少しさせてもらいました。
しかし、それだけでは面白くありませんので、メキシコの会場となっているハラパの町に竹トラッカーも一緒に連れていきたいと思っているのです。ところが、様々な解決できない問題が立ちふさがっていて夏から一向に進展していません。
まず運搬費用ですが今の見積もりですと自分が思っていた予算の4~5倍もかかっしまいそうなのです。経済的な理由ばありではありません、リチウム電池を積んだ電気自動車ゆえの輸送の規制もありますし、メキシコの港、そしてメキシコ国内の運搬と色々あります。
夏から竹トラッカー輸送については手探りの先の見えない状態が続いていますが、口に出して「行く行く」と言うていたら、10倍叶う確率が高いと聞きましたので、とにかく機会さえあれば「金がない!作れない!走れない!竹トラッカー危機一髪」のお話しをさせてもらうのです。
コメントする