先日、東京東ロータリークラブさんにお招きいただいて講演をさせていただきました。ロータリークラブはシカゴ発祥で110年の歴史があり日本各地にも沢山の支部のある団体で会社経営者を中心に多くの方が参加されています。もちろん高知にもありますので一度同じような機会をいただいた事がありましたが、さすが東京東ロータリークラブさんとなると格調高いと言いますか、会場もあの有名なニューオータニで開催されています。
メンバーの皆様は毎週こうしてランチタイムに集まり食事と勉強会を兼ねて開催されていますので慣れたものなのかも知れませんが、田舎者の自分は日本の政治経済の中心地というだけで少し緊張してしまいます。
まあ、それはさておきこちらでお話しさせてもらう内容は何かと言いますと、昨年の竹トラッカーの挑戦の話をさせていただきました。題して「金がない!作れない!走れない!竹トラッカー危機一髪」。
今年に入り、このように登壇させていただけるチャンスがある度、竹トラッカーのお話をさせてもらいます。竹トラッカーの挑戦は終わったわけではなく実は来年の夏にも続いているからです。と言いますのも、WBC(World Bamboo Congress)という3年に1度、世界中から竹関連の方々が集まる会議があります。来年の8月にメキシコ、ハラパという町で第11回世界竹会議が開催されますがそこで自分が日本人としてはただ一人、Keynote Speakers(基調講演)として登壇させていただく事になっているのです。
虎竹は地域限定の特産品であり、江戸時代から続いてきた竹文化があります。日本唯一の虎竹をどう育み守ってきたかを語ること、そして虎竹の未来を考える事は世界の竹の未来へと繋がります。
クラウドファンディングで多くの皆様の協力で虎竹電気自動車竹トラッカーが完成しました。時代は大きく変わっていますが、この竹トラッカー製作のプロセスはひとつの分かりやすい事例でもあろうかと思い東京東ロータリークラブでもお話しさせてもらいました。
昨年は横浜まで1000キロを走りましたが、来夏はせっかくハラパまで行くので見た事もない町、竹のある豊かな自然のある町を走りたいのです。
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