いよいよ来週の15日となりました、坂本龍馬の生誕日であり、命日にもあたる日ですので龍馬の名言をお借りして「竹業界の夜明けぜよ!」をテーマとした全国竹の大会が58年目にして初めて高知県で開催されます。
さて、それに伴ってタイ国から12名もの参加の皆様が来高予定なのですが、どうしても虎竹の里を見学されたいとの事なのです。せっかく日本にお越しいただき高知に来られるチャンスですので自分たちにとっても喜ばしい事だと思っていたのですが参加者リストをいただいてビックリ!皆様が大学博士、教授の方々ばかりなのです!
実は昨年、東京大会にてタイ国の農業協同組合銀行の元頭取であられて現在はタイ国竹協会で活動されるティラポンさんにお会いしておりました。タイには王室御用達の素晴らしい竹工芸がある程のお国柄ですので竹工芸には高い技術力もあり、竹に関しても関心を持たれる方が多いと感じていたのです
この緻密な編み込みがお分かりいただけるでしょうか?指先と比べていただければサイズ感が伝わるかと思いますが本体部分て高さ3.8センチほどしかありません。精巧な作風で知られた竹芸家、塩月寿籃さんをして、この竹籠を見て「もう細かい竹編みはやらない」と言わしめたほどのタイの竹職人の究極の技です。
このうな素晴らしい竹芸のあるタイからの虎竹の里訪問団も、てっきり竹産業界の方であると勝手に思っておりました。竹業界の皆様でしたら言葉はそんなに必要ないのではないか?見て頂ければ分かる事も多いし、竹林に入って虎竹を見れば感じていただけます。自分が、今年の6月にサンパウロにあるジャパンハウスにお伺いした時に別日程でブラジルの竹林や竹職人さんを回らせて頂きましたが、もちろん通訳の方がおられると理解は深まるのですが言葉を必要としない部分での学びは非常に沢山ありました。
しかし、これからの若い世代を教育する立場の大学博士や教授の皆様なら正しく日本の竹文化をお伝えせねばなりませんし、文献の残るだけでも江戸時代から続く自分たちの日本唯一の虎竹の事を、虎竹の里のこれからをお話ししたいのです。
そこで当日英語で通訳いただける方を探すことにしたのです。一週間くらいしかないのですが来週15日(水)全国竹の大会当日なので少し早いのですが朝8時から1時間半程度、場所は須崎市安和、虎竹の里の竹林と竹虎工場、店舗です。急だし、早朝だし通訳の方などにいるかなあ?虎竹の里の山々を眺めながら思っていまたら幸いな事に通訳お願いできる方がおられました。ホッとしちょります、皆様ありがとうございました!
コメントする