毎年この時期になると、どころからともなくやってくる珍客がいます。おっと、ここには仲間がいると思って店に入って来たように思えてならない一匹の大きなカマキリ。自分が近寄ろうとすると仲間をかばって、こちらを威嚇してきますぜよ。
しかし、皆様お気づきかも知れませんが実は後ろの茶色のカマキリは虎竹製です。
当の本人も分かっているのか、いないのか、それくらいな精巧さ。竹は人形などにも昔から多用されてきましたが竹の加工性の高さを証明するものですし、それを活かしきる職人の手技も素晴らしいものです。
さすがにカマキリ君も、どうやら仲間でないことに気がついて退散してくれました。メデタシ、メデタシ。
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