昨日まで連日お話しさせていただきました30年ブログ「竹虎四代目がゆく!」bambu indahのバンブーテントに吊り下げられていました竹灯りを思い出すような虎竹フロアライトぜよ。
竹の灯りには、まっこと心和ませる不思議な力があります。浮かび上がる、ゆるやかな竹ならではのラインがその秘密かも知れません。
秋の夜長にはもってこいの静かな灯りでありますが大小ふたつの大きさがありますのでお部屋の広さやお好みに合わせてお選びいただいて楽しんでもらえたらと思うのです。
実は、この虎竹フロアライト(丸)には最初クリア電球を入れていました。土佐和紙を下の部分だけ竹ヒゴに合わせてジクザグに切取れば、このような美しい灯り模様を照らしだすことができます。
たまらない魅力のひとつではある事に間違いありませんが、クリア電球は非常に熱を持ちますので床に置くタイプのライトでは少し安全性において不安があると感じていました。
そこで、せっかくの竹の影絵は消えてしまいますが安全性と節電性に優れたLED電球に交換する事にしたのです。この電球でしたら熱を持たず誤って触れても火傷をする事はありません。
LEDの灯りは土佐和紙を通して優しく、優美に室内を明るくします。
今回、新登場した虎竹フロアライト(丸筒)にしても、虎竹フロアライト(卵)にしても同じように熱を持たないLED電球にしており昔ながらの風情と共に安全性も十分に確保されています。
もう、随分と前の事ですがアメリカ在住のバンブークラフト作家の方のご自宅に宿泊させていただいた時に全部電気をつけずに、わざと暗くしているのかと思ったことがあります。
しかし、元々照明器具がそんなに多くはないのです、革張りの立派なソファが置かれた広い室内ですがスタンドライトなどが少し灯っているだけ。しかし、そこに座っているご家族の方々の表情を見ていると本当にリラックスされていました。
日本の夜は少し明るすぎると聞いた事があります。心安らかに過ごしたい夜には、こんな竹灯りがちょうどですぞね。
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