虎竹の里、1200年お遍路の道

お遍路さん


虎竹の里の不思議な竹の事をお伝えする時によく引き合いに出させていただくのがお遍路さんのお話です。四国八十八ケ所の霊場を歩いて周られる方も拝見しますが、特に今年のように猛暑の時期などは大変です。朝は夜が明ける前から歩き出して出来るだけ涼しいうちに遠くまで行く工夫をされているようです。


そう言えば自分たちも学生時代に夏休みを利用した北海道一周自転車旅行では明け方に走りだし夕方6時には疲れ切ってテントで雑魚寝でした。もしかしたら、この夏も同じような状態で歩かれたお遍路さんもおられたかと思います。


虎竹の古里焼坂の道


しかし、通常の国道を歩くだけでも究極の修行のように苦労しますが、さらに整備された道路ではなく1200年前から続く昔ながらの山道を行かれる方おられるのです。


焼坂峠


そして、虎竹の里の山々にはその古くからの遍路道が通っていて、山で仕事をしているとトレッキングシューズを履いて汗だくになって進まれるお遍路さんにお会いします。


沢山の竹を扱っているのをご覧になって必ず言われる事が麓から歩いて来てずっと竹林が多いと言う事です。皆様は1番札所の徳島県から高知県にかけて、ずっと四国をずっと歩いて来られてきてますが虎竹の里の少し変わった光景に、見たこともない竹の虎模様に驚かれるのです。


竹虎四代目(山岸義浩)


もっと驚くのは228メートルの焼坂峠にまで登られた時、今まで沢山あった竹林がこの先はピッタリとなくなるのです。皆様も驚かせる事があります、それは又明日。


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