全日本竹産業連合会主催で第58回目となります全国竹の大会が今年は初めて高知県で開催される事になって自分もお手伝いさせて頂いています。郷土の英雄、坂本龍馬の150回目となります生誕日に合わせて11月15日の開催とし、テーマも名言にあやかって「竹業界の夜明けぜよ!」と言うような大袈裟なものにしております(笑)。
まだまだ先の事と思ってはいましたが、いよいよプログラムも出来あがってきました。8月も早くも後半になりましたので、全国大会もあれよあれよという間にやって来るのかも知れませんにゃあ。
今回のシンポジウムのテーマは「竹イノベーションを生みだし、循環型モデルの構築を!」とされています。トークセッションには長く高知工業試験所に在籍され様々な研究開発に関わり現在は高知県立紙産業技術センター所長の篠原速都氏、トヨタレクサスの竹ステアリングを製造するミロクテクノウッド片山弘紀氏、京都大学の柴田昌三先生のお三方がご登壇予定となっちょります。
いつも申し上げますように竹は非常に成長が早く生命力にあふれる植物です。21世紀は竹の時代と自分達が考えてきた通り、竹を通して本当に豊かな暮らしと未来を実感できる学びの場となればと思っています。
先ほども言いましたように全国竹の大会は高知での開催は58年目にして初めての事となっています。84%を森林が占める日本一の森林県では、木材はもちろんですが竹材の活用が大きな課題であり、チャンスでもあると思っています。今回は、せっかく地元開催の機会ですので高知の皆様にもご参加いただけると嬉しいのです。
大会翌日には現地視察研修会として普段は簡単に見学ができないミロクテクノウッドさんの工場を拝見させていただいたり、近年全国的に知名度があがってきて活発に活動されています白木谷の四方竹なども拝見させてもらえるようになっています。高知に暮らしていても意外と知らない地元の竹の取り組みと可能性をご覧いただけるかと思っています。
コメントする