夏休み、高知観光ならイチオシは牧野植物園

坂本龍馬像


高知では真夏の祭典よさこい祭りが始まって、いよいよ夏本番という感じなのですが明日の祝日「山の日」から夏期休暇に入られる方もおられるかと思います。まとまったお休みに帰省されたり、旅行に行かれる方も多くなり観光県である南国土佐にも沢山の方がお越しになられます。


今年も全国的に猛暑日が続いていますが高知の陽射しの強さ、暑さは少し特別なので是非心してお越しください(笑)何と言っても高知は坂本龍馬が有名で必ず桂浜、龍馬像に行かれるかと思います。大渋滞で断念された方には高知駅前にも龍馬像が置かれていますので、もしよろしければコチラで維新の英雄をご覧になられるのも良いかも知れません。


牧野富太郎博士


さて、ところで県外からの皆様に自分がいつもお教えしている高知のイチオシスポットは牧野植物園ぜよ。最近は若い方にパワースポットとしても人気があるようですが、そんな事に関心のない方でも五台山の高台にあり、まっこと気持ちのエイ風が吹く園内を歩けば自然と癒されるような心地の良さを感じてもらえる場所なのです。


世界的な植物学者であられた牧野富太郎博士は日本唯一の虎竹の研究に虎竹の里にも数回来られています。そして、有り難い事に「土佐虎斑竹」という名前を付けて下さっているのです。命名の父が牧野博士という縁があり、他で成育しない虎竹を園内に移植させて頂いております。


なので訪れる機会も多い場所ですが、最近はじめた(と言ってもまだ神峯寺しか行ってませんが)四国八十八箇所霊場のひとつ竹林寺がすぐ近くにあり自分も近々お伺いする予定です。そこで、来園された皆様に是非ご覧いただきたいのは博士の蝋人形ぞね。在りし日の書斎を再現しちょりますが、ここに無造作に置かれているのが竹製ちり籠。博士が使っていたわけではなく、たまたま開園時に東京の古道具屋から購入されたとの事でしたが、許可を得て手にとって確認してみたら何と虎竹。偶然にしては出来すぎています、牧野植物園に行かれたら是非ご覧ください!


※ページでは竹虎四代目が牧野博士の蝋人形近くに行って、虎竹ちり籠を手に持っていますが立ち入り禁止の場所に入ったり展示物には手を触れてはいけません。牧野記念館の許可を得て撮影していますので何卒よろしくお願いいたします。


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