60センチサイズと聞きますと普通に使うには少し大き過ぎるように思わるかも知れませんが、この竹ざるは結構沢山の方にお使いいただく一般的なものなのです。ちょうど今頃であれば土用干しの梅干しざるとして日本中の主婦の皆様にも愛用いただいています。だいたい3.5キロ程度の梅を干すことが出来ますが、もちん梅干しだけでなくて干し野菜にも使われますし、その他持ち運びの籠の代わりとしても役立ちます。
この竹ざるには、二重竹ざる(ふたえばら)と呼ばれるのですが底の網代編みの裏側に補強のための六ツ目編みが施されているのが最大の特徴です。竹ざるは竹細工の中でも代表的な製品のひとつであり代名詞のような存在でもあり数々の竹ざるがありますが底編みを更に別の竹編みで補強してある笊はこの、ふたえばらくらいのモノなのです。
どうですろうか?裏編みの美しさ、このように見る人の目さえも楽しませてくれる二重竹ざる、強さとを兼ね備えた逸品なのですぞね。
コメントする