日除けの簾といいますと竹をはじめとしてヨシ、御形(ごぎょう)、萩、がま等色々な自然素材のものがありますが竹表皮を残した竹簾は節部分をジグザグ模様に編んでいますので特徴的ですぐに見分けられますぞね。
肩に担ぐとズッシリとくる重さが丈夫さの証のように思えるのです。学生の頃、西日の強い部屋に住んでいましたので近くのホームセンターさんで買ってきた安価な簾を使っていましたがすぐに傷んで毎年買い換えていましたが、さすがにこの竹なら耐久性はかなりありそうぜよ。
簾は日本的で良いものだと、いつも思います。風通しがよくて気候風土に合っているのはもちろんですが、何かにつけてファジーながです。相手との境界をハッキリさせません、控え目に優しく和を大事にしながら仕切をします。
昔からずっと暮らしの中にあって、日本文化に大きな影響を与えているものの一つだと思うちょります。
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