今回のお招きでは講演だけではありません、楽しみなのはブラジルの竹関係の皆様とのパネルデイカッションや竹業界の方々への訪問なども予定されちょります。南米はどこの国にも一度も行ったこともないのですが竹は熱帯系の植物であり、その種類も量も豊富にあって日本とは全く違う活用がされていると聞いて前々からずっと関心がありました。
サンパウロで見ることが出来るのか分かりませんが、特に興味があり又面白いと思っていた事のひとつに建築材への活用方法です。何と竹の稈の空洞部分にコンクリートを注入して強度をあげる手法があるそうなのです。東南アジアには空洞部分にもギッシリと身の詰まった竹がありますが南米ではどうなのでしょうか?
エクアドルやブラジルに国境を接するコロンビアではグアドゥア・アングスティフォリア(Guadua Angustifolia)という舌を噛みそうな覚えにくい竹が有用竹として多く利用されてるそうですが太さが平均直径18センチと言いますので日本の孟宗竹より一回り大きな竹のようです。ならば、やはり中は空洞でコンクリートを詰めるような技法が必要なのかも知れません。
いずれにせよ最初知った時には自分の目で確かめないと本当の事かどうか信じられない程の驚きがありました。まさか、こんな形で現地を見られるかも知れない機会が来ようとは思いもしませんでしたがブラジルの竹の専門家の皆様との交流の中で確認できればと思いゆうがぞね。
コメントする