真っ直ぐな竹が整然と並んだ美しさは何とも言えませんぜよ。それが、このような大型の建造物なら尚更のこと、南米の一番期待して見たかった竹活用を前に思わず声があがります。
屋根の下に入ると遠くまで見える竹の連続が心地よく、風の通り抜ける開放感のあるスペースは公共施設として色々なイベントが開催されているといいますが集まる沢山の方の笑顔が目に浮かぶようなのです。
使われているのは孟宗竹のような大型の竹でした。実は次の日にお伺いすることになるのですが、日本人の方が持ち込んで移植した孟宗竹が大きな竹林に育っているのです。その竹林の竹をこの建物に使用したそうですので孟宗竹に間違いありません。時間がなくて駆け足でサッと見たところでは目立った割れ等もなかったようでした。
竹の一番の特徴である直線的な美しさを強調した屋根なので、その真っ直ぐな竹を使った曲線美も際だって綺麗に見えていました。
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