最近取り上げて頂きました雑誌に誠文堂新光社発行の「フローリスト」という格好の良い花屋さんが沢山でてくる本があり
ました。花屋さんと言うのは花に囲まれた楽しいお仕事だと見ていて感じます、もちろん生ものですから
苦労は色々あるかと思うのですが毎日このような美しい中にいられるのは幸せぜよ。
しかし、このような雑誌に竹虎の何が掲載されているのかと言いますと実は飯籠なのです。そもそも飯籠と花屋さんとが、どのように繋がるのか少し不思議にも思っていました、自分達では飯籠に花を飾るという意識が全くなかったからですぞね。
ところが、出来あがって来た写真を拝見するとこれが素晴らしく似合っています。竹の細かい編み込みまでもより綺麗に際立つようなのです。
マガジンハウス「プレミアム」という雑誌は、高級ではあるものの、ただ高価という事ではなくてしっかりした理由があり、こだわりが伝わる息の長い商品の数々が紹介されている本のように思いましたが、その中に嬉しいことに竹虎の商品も掲載されちゅうのです。
掲載されているのは名人作虎竹耳かきぜよ。竹のしなり、肌ざわり、繊細さ、耳かきの素材として竹ほどのものは見あたらないといつも思っています。そんな竹耳かきの中でも名人作の耳かきはかなり特別で太い持ち手、細く伸びる首、実は虎竹は淡竹(はちく)の仲間で真竹などに比べて身部分が薄いため素材も結構厳選せねばならないのです。
今回、隣に掲載されているのが同じ高知県にある望月製紙さんの高級トイレットペーパーうさぎ。1個500円と割高のようですが、ギフトなどにも需要が高い人気商品やそうです。このような逸品と同列に掲載いただけるとは、まっこと感謝ながです。
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