竹炭枕をずっと愛用していますが、これがなかなかエイのです。元々寝付きも良く、気がついたら朝という体質ですがこの枕を使うようになって更に眠りが深くなったと感じちょります。
自分は睡眠時間がそれほど長くはないのですが、1日は24時間そのうちの3分の1近くを布団の中で過ごすとしたら枕選びは、まっこと(本当に)大事だと思います。そして、布団もおなじように毎日長い時間お世話になるものなので少しでも快適なものにしたいと常々考えてはいました。ところが、そんなある日自分とは全く無関係であると思っていた「加齢臭」なる言葉を家族から聞きます。
これが竹炭敷きパッドを作るキッカケとなりました。竹炭の消臭能力の高さは実感しています、ただ竹炭選びがひとつのポイントとなっていました。
竹炭には800度以上の高温で焼かれた竹炭と400度程度の低温で焼かれた竹炭があります。高温の竹炭は管理が難しくより熟練した職人の技術が求められるので価格的には高くなりがちですが、値段だけでは竹炭の品質は決まりません。
どのような用途に使うかが実は一番大切なことながです。今回の場合には寝汗の臭いや加齢臭など消臭対策を考えていました。
アンモニア、酢酸、イソ吉草酸、ノネナールの四大悪臭と呼ばれていて、加齢臭の原因でもあります。最初の試作では高温で焼いた竹炭パウダーを使った樹脂綿を作って、関東の分析機関でテストしてもらったのです。
しかし、その結果は自分が期待したようなものではありませんでした。高温で焼かれた竹炭は酸化物質と、より結合しやすくシックハウスの原因といわれるホルムアルデヒドなど有害物質の吸着が得意ですのででシックハウス対策には高温で焼かれた竹炭をお使いいただきます。
だから、ある程度の予想はしていましたが高温の竹炭で作った試作品は、やはりアンモニアの吸着が弱かったのです。そこで、今度は時間はかかりますものの低温の竹炭微粉末を一から作って樹脂綿も作り直す事にしました。そしたら何と3倍以上のガス濃度減少率で、正直竹炭の温度帯でここまで違うのかと驚きました。
動物は自分の身体に良いモノを本能的に見分ける力があるといいます。自宅に持ち帰ると愛犬は、さっそく喜んで使ってくれているのです。
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