四角い箱状のものが並んでいますが、これは竹集成材で作られた箸箱。断面に見える細かい丸い模様は竹特有の維管束とよばれる内部組織ぞね。集成材は一定間隔にした竹材を接着させて角材のようにして使うので、木材と同じような製品加工ができるのです。
さて、スライド式の上蓋を外したら中には虎竹削り箸が納められています、これは竹箸箱と虎竹削り箸セットになっているのです。日本唯一の虎模様が美しく、同じ竹材でも竹の身部分を活用した箸箱とは全くその風合いが違うことが分かっていただけるのではないかと思います。
この虎竹箸の収納は今回から実は一工夫が加わっています。何かと言いますと箸をしっかりとまとめられる籐製のタガですぞね。
持ち運ぶ為の竹箸箱ではありますが、お箸が中でガチャガチャと音がしてしまいます。そこで少しでもこの音を抑え、気持ちよくご愛用いただけるのではないかと思いよります。
そして、サッとお箸を取り出したら何とそこには嬉しい心からのメッセージ。母の日と言えば、ちっくと(少し)気が早いようですが明日からの4月は出会いと別れの季節やし、5月にはゴールデンウィークやし、なかなか皆様忙しいのです。今から準備していても、まっこと(本当に)アッという間にやって来ます。普段言えない気持ちをこうやって伝えるのもエイのかも知れませんぜよ。
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