高い天井の広々とした開放的な空間の東京国際フォーラムに「Installation kaguya」が完成していました。
矯め直して真っ直ぐに伸びた虎竹のラインと、竹が少しづつズレていくことによって織りなす曲線の面白さと美しさ。
接地してあるのは3カ所のみ、それでこれだけの本数の竹が見事に形づくられているのは設計、施工をされた東京大学の緻密な計算によるものなのです。
ジョイント部分には竹に丸い穴を開けて木材の接ぎ木をはめ込みビス留めです。
外側からピンポイントで灯りを入れると、写しだされる月にはしっかりと竹節の陰が見えます。
月から舞い降りたがごとき神々しい花士(はなのふ)珠寳さんの献花、まさに現代のかぐや姫そのものやったぞね。
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