来月3/2(木)~3/5(日)のパリ、Premiere Classe Tuileriesが、いよいよ近づいてきたのです。中小企業庁JAPANブランドの認定を受けて、地元の商工会のバックアップがあるものの、田舎者の自分たちが一からやっているので展示会申し込み一つ取ってもバタバタで本当に行けるのか、どうか分らないような状態でようやくここまで来たというのが正直な感想ぜよ。
ただ、今回も運良く知り合いの方に素晴らしい通訳の方を紹介いただきましたので一番の懸案事項だったパリ会期中の心配はなくなっています。通訳の方には虎竹バックの事や、竹虎の事を知っておいて欲しいと思い何度か連絡させて頂いているうちにチラシもご覧いただく事になったのです。
昨年ニューヨークに行った時の英訳のチラシを今度はフランス語に書き替えているので、簡単に目を通してもらってテキストの間違い等を教えていただこうと思ったのです。そうしたら、テキストはもちろん間違っていたり、意味不明な箇所もあったようで訂正できたのですが、それ以外にも今回の竹バックの原点を見失うていたという事を教えてもらいましたぞね。
昨年から長い時間をかけて、金具や虎竹染めのインナーバック、フレームを繋ぐ紐、革ショルダーなど作ってきましたが、竹バックの本質は60年も前に考案された竹の構造の素晴らしさ、であり美しさ、面白さ。そこがチラシからは分かりづらいとのご指摘だったのです。
言われて、すぐに自分の間違いに気づきました。前回のニューヨークCOTERIE(コーテリー)展からの繋がり、改善点などは、もっと後からお伝えする事ですろう。日本唯一の虎竹で復刻させたかったというシンプルな思いだけで良いのです。虎竹バックをパリでは「TAKETORA」と名前をつけて紹介しますぞね。
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