竹虎の竹炭をずっと昔からご愛用いただいてるという会社の社長様が虎竹の里にお越しになられていました。西新宿の高層ビルにオフィスがあると聞いて、テレビなどでみる近代的かつ都会的ななイメージを勝手に思っていましたが何と、後から送っていただいた画像を拝見すると会社の中には竹炭があちらこちらに使われている癒し空間になっているのだそうです。
まず最初に驚いたのは、この仕切につかう折りたたみ式のパーテーションです。黒い模様のように見えていたのは実は竹炭でした、社員の方と一緒に一枚一枚貼り付けて作られたと話されていました。シックハウス対策として室内で高温で焼き上げた竹炭を使う事は多いのですがこのような使い方をされている方はあまりいないのかも知れません。
天井を見ると更にこちらの会社様のこだわりが伝わってきます。
自然の竹をそのまま竹炭に焼いた丸竹炭を、以前竹虎では簾のように棕櫚縄で吊した商品を作っていました。丸竹炭は中が空洞ですので割れる事も多く現在では販売していないのですが、こちらの会社様はその当時の簾をご存じでそれを参考にして自分達で手作りして飾られています。
部屋の隅に、丸竹をそのまま焼き上げた飾り竹炭を孟宗筒に入れて置いてあったり
絵画の横に並んで、高温で焼き上げた竹炭を虎竹で編み込んだ竹炭ヘチマかごをかけてあります。
竹炭を生け花に使うと水のクラスターを小さくしてくれて水あげしやすくなり長持ちする事が知られています。今ほど竹炭が広く知られていない当時から使っていただくお寺では、本堂に活ける花が長持ちするといつも言われていたそうです。
観葉植物の根元にも竹炭(バラ)をまいて、その横には竹炭ダイヤ籠まで置かれています。本当に竹虎の竹炭商材を全て見ることができるのではという程にご愛顧いただいている事に感謝しかないのです。
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